大阪府吹田市保育園児殺害事件

　森山千郷（もりやまちさと）ちゃん（当時4歳）が、2001年9月11月午後2時ごろ、大阪府吹田市の自宅の公園で遊んでいたのが目撃された後、犯人に誘拐され行方不明となり、4日後に大阪市東淀川区の淀川右岸で水死体で見つかりました。この事件は犯人逮捕に至らず、2006年9月11日に時効になりました。警察によると、千郷ちゃんは、生きたまま橋の上から投げ込まれた可能性が高いそうです。
　千郷ちゃんは、「多くの人に愛され、故郷のような所がたくさんできる子に育ってほしいと」と名づけられ、「アンパンマンが好きで、公園で遊ぶのが大好きだったそうです（読売新聞大阪夕刊、2006年9月9日）。
　千郷ちゃんのお母さんは、「夢に出てくる千郷は４歳のまま。『お母さん、お母さん』といつも泣いているんです」（読売新聞大阪夕刊、2006年9月9日）とコメントしています。お母さんの深い悲しみを思うと、本当につらい気持ちになります。

奪われた光